7月18日 沖の瀬レース

7月18日(日)、晴れ渡った空のもと、沖の瀬レース参加艇14艇が、続々とスタート海面の矢作川河口ブイ付近に集まった。3月4月5月6月とコロナでレースの中止を余儀なくされたが、今回は、無観客で開催するぞとレース委員長も意気込む。

南東の風10Knotを少し超えるぐらいのヨットレースには もってこいのコンディション。11:00にスタートのホーンが鳴り、各艇一斉にスタートし、南東の風をポートタックにクローズホールドで受けて師崎水道を目指す。

今レース注目の的は、快速トライマランのDragonfly28を新艇で進水させたボヘミアン6だ。最高時速20Knotを出すという。モンスターマシンだ。

また重いカタマランに乗っていた萩がレース専用にMUM30を進水させ、こちらも目が離せない。

師崎水道近くに来ると風は強まり、20Knotを超えるブローも吹くようになった。

知多半島寄りに走っていたボヘミアン6がタックして、師崎水道の東端に方向を変えたが、ほかの艇は、風の方向がいいので、ほとんどノータックで師崎水道を超えた。師崎水道を超えると沖の瀬ブイは、10度ほど風下になるので、クローズドリーチで沖の瀬目指して進む。先行艇が沖の瀬を回り、戻ってくる。パーフェクトブレーク、萩、ボヘミアン6、SEEDV、IBIZA、サザンウインド、風小僧、それに続いて、わが艇Adaも沖の瀬を反時計回りに回った。

下りは、アビームになり、今レース最高の速度を出す。

しかし、師崎水道を過ぎるとブロードリーチの風に変わり、各艇、スピン、もしくはジェネカーを上げるが、わが艇Adaは今回、人手不足でスピンを上げることができない。

ウィスカーポールでジブを広げようとしたが、練習でやったことのない作業なのでバウマンが戸惑っているうちにスピンを上げたシャンティーに抜かれた。ウィスカーポールをやめてただの観音開きにしてフィニッシュを目指す。

これで何とか艇を走らせ、フィニッシュした。長時間にわたるロングのレースで疲れたけど楽しいレースでした。

広報委員長 Ada近藤史人

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